次は有料老人ホームにどう?

有料老人ホームに転職する魅力に迫ります!

病院から有料老人ホームへ転職

病院などで働いていた経験のある介護士が有料老人ホームへ転職を考える場合、その特徴を十分理解してから働く必要があります。

病院や診療所と有料老人ホームとの違いは、病院や診療所は病気や怪我を治療する場所であり、有料老人ホームは入居者にとって自宅と同じ終の棲家ということです。
そのため、病院や診療所の場合、患者様は病気や怪我が治り、身体機能が回復すれば退院するので一緒に過ごす期間は限られています。
しかし、有料老人ホームは入居者にとって自宅です。
このような環境で働く介護士は入居者の方と共に長い時間を過ごすことが前提となります。
入居者と過ごす時間が長いため、働く介護士は入居者と信頼関係を築くコミュニケーション能力を持つ方が求められます。

また、有料老人ホームは入居者の自宅という側面から、最も落ち着ける場所として、生活を最良のものにしなけれないけません。
働く介護士は身体の介助だけでなくできるだけ居心地のよい空間を提供する努力も必要となります。
入居者の嗜好や癖などを覚えて対応したり、誕生日などの記念日を一緒に祝ったりする家族の一員のような接し方を求められる場合もあります。
時には入居者がわがままを言うかもしれません。
ですが、それを受け入れる心の広さと細かな気配りや心配りができれば入居者との信頼関係は更に深まっていきます。
信頼関係が構築できれば同じ場所で住環境を共にする仲間として入居者から信頼が得られ、病院や診療所と違ったやりがいを見いだせるでしょう。
有料老人ホームで働くことに興味が湧いてきた人は、ついでに<有料老人ホームで働くための基礎知識>も読んでみると、有料老人ホームの基礎を学べるためおすすめです。